HIVの原因
国内のHIV新規感染者の70%以上は、性行為によって感染が起こっていると言われています。
性行為は、膣性交(セックス)だけに限らず、口腔性交(オーラルセックス)や肛門性交(アナルセックス)でも感染は起こります。
また、感染者の口内に傷があり出血が起きている場合には、ディープキスによって感染が起こる可能性があります。
コンドームを使用しない膣性交(セックス)や口腔性交(オーラルセックス)は、精液や膣分泌液が直接粘膜に接するため、感染リスクが高くなります。
特に肛門性交(アナルセックス)は、女性の膣のような大量の分泌液が出ない上、膣と比べると粘膜が傷付きやすくなっており、直腸(大腸)粘膜が栄養を吸収する粘膜でもある事から、HIVの感染率が最も高いと言われています。
性行為以外でも、感染者が使用したカミソリや歯ブラシ、タオルなどに感染者の血液が付着している場合には、他の人にも感染する可能性があります。