HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)の事で、人体の免疫細胞に寄生し、それを破壊するウイルスの事です。

HIV感染症は、HIVウイルス(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こるウイルス感染症です。
HIVウイルスに感染すると、ウイルスが体内の免疫細胞に寄生しながら増殖していくため、免疫細胞が徐々に破壊されていきます。
体内の免疫細胞が機能しなくなると、エイズ(後天性免疫不全症候群)を発症し、普段は感染しないような病原菌に対しても抵抗力を失うため、様々な病原菌に感染しやすくなり、重篤な症状を引き起こすようになります。



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HIVの治療

 

現在の医療技術では、人体に感染したHIVウイルスを完全に駆除する薬や治療法は、まだ開発されておりません。

 

しかし、適切な処置を受ける事でエイズ(後天性免疫不全症候群)の発症を防ぎ、健康な状態のまま長生きする事ができるようになっています。

 

そして、健康な人と変わりない生活を送り、仕事をしたり趣味を楽しんだりする事ができます。

 

エイズ(後天性免疫不全症候群)を発症した場合にも、適切な処置によって進行を遅らせたり、免疫力が回復していく場合などもあります。

 

そのため、HIV感染は死に直結する病気ではなくなっています。

 

HIVウイルスに感染しても、早期に発見し、適切な治療を受ける事ができれば、急速な進行を抑える事ができ、他の人にうつす可能性も低くする事ができます。

 

自身の健康維持や大切なパートナーの健康を守るために、HIVの検査や相談を受ける事は、とても重要な事です。

HIVに感染しても、必ずAIDSを発症するとは限りません。
感染したまま放置していれば、3~10年のうちにAIDSを発症しますが、医療機関で適切な治療を受ければ、AIDSの発症を防ぐ事ができます。
日本は、先進国で唯一、HIVとAIDSの新規感染者が増加している国だと言われています。
HIVは、誰もが感染リスクのある身近な感染症です。
自分自身や大切なパートナーの健康を守るためには、一度はHIV検査を受けるようにしましょう。